今注目が集まっている、葛の花サプリ。

家の近くの空き地にも生えているような何気ない草が、とっても健康効果のあるものだったという事で驚いた人もいることでしょう。

この葛の花が実は食べることができるって、あまり知られていないかもしれません。

この記事では、葛の花の栄養、葛の花の美味しい食べ方をご紹介していきます!

葛の花はもちろん、根から葉まですべて栄養がいっぱい!

つる性の多年草である葛は、非常に生命力が強いマメ科の植物です。

花以外の部分の栄養効果をみてみましょう。

葛のつるは入浴剤として使うことができます。つるを500gくらい浴槽に入れると神経痛、疲労、血行促進、コリなどに効果が期待できます。

葛の葉は、止血、解毒効果がありますので、切り傷の生の葉の汁を擦り付けると止血できます。また胃の調子が悪いときに、胃の炎症を抑える効果があります。しかも栄養がとっても豊富で、ビタミンCはレモンと同じくらい、カルシウムは牛乳のなんと20倍も含まれています。

葛の根は”葛根”とも呼ばれ、乾燥させて粉末にしたものが風邪薬として飲まれています。この葛粉は皮膚の炎症を抑えるので、あせも、オムツかぶれに効果があります。

空き地に何気なく生えている雑草のようなイメージがある葛ですが、実はこんなに栄養豊かな植物なのです。

葛の花の栄養効果とは?

葛の花にはイソフラボンが含まれています。イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをしますので、更年期障害の症状の緩和、骨粗しょう症予防に効果があります。エストロゲンは内臓脂肪を分解します。

血液のコレステロール値を下げる効果のあるサポニンも、葛の花に含まれている成分です。血栓症、動脈硬化を予防します。また脂肪の代謝を助け、脂肪の抑制する働きもします。

そしてこの葛の花の成分には、アルコールの分解能力を高める働きがあるといわれています。実際、中国の漢方に関する古典書物には、「葛の花は酒を消す」とあり、昔から葛の花の薬功は広く知られていました。

葛の花はこうやって活用できる!葛の花のレシピ

葛の花は赤紫色で、ブドウの房のような形をしており甘い香りがするのが特徴です。葛の花はいろいろな方法で食べることができます。

葛の花の下準備

葛の花のつるはとても硬いので、ハサミで花房を崩さないようにして収穫しましょう。葛の花の部分には虫がついていることが多いので、少しの時間花房ごと水につけておきます。

その後花房からきれいな花、つぼみを取ります。

季節感を味わうことのできる!葛の花の天ぷら

天ぷらの衣は薄めにつけると、葛の花の色がほんのり透けて見えて、涼しげな青紫色の天ぷらになります。

葛の花には打ち粉をしておきます。いつもの天ぷらの衣より、少し水分を多めにして、薄めの衣になるようにします。さっと揚げるだけでいいので、揚げすぎに注意しましょう。

葛の花の風味を楽しむために、塩でいただくのがおすすめです!花自体の味はほとんど感じず、まさに季節を楽しむための天ぷら、といったところでしょうか。

葛の花だけで天ぷらにしてもいいですし、他の野菜と合わせてかき揚げにしてもおいしくいただくことができます。

葛の花の甘酢漬け

●甘酢の作り方

酢 150ml

砂糖 大さじ4

塩 小さじ1

花房から花を手で外していきます。その花をざるの上に置いて、上から熱湯をざっとかけて湯通しします。

これを甘酢に1時間漬けると、葛の花の色からでた、きれいなピンク色の葛の花の甘酢漬けが出来上がります。

味を楽しむ、というよりは、見た目で楽しむ1品ですね!

葛の花の甘酢漬けをサラダの上に散らしても色合いがよくなります。

その他葛の花の使い方

葛の花にはほとんど味がありませんので、さっと湯通しして色々な料理の飾りつけに使うことができます。例えば葛の花をさっと塩ゆでしてよく水切りをして、ご飯と混ぜて葛の花ご飯もできます。

また、ちらしずしの上に飾りとして塩ゆでした葛の花を散らしても、美しい彩りを添えてくれるでしょう。

葛の花を使ってできる葛の花酒

葛の花をたくさん集めて、葛酒を作ってみましょう。

1. 葛の花を集めます。小さい花なので大変ですが、1㎏くらいの花の量があるといいですね。

2. 葛の花の中には虫がいるので、きれいに手で取っていきます。葛の花は水洗いできないので、空気が汚い場所に生えている葛の花は収穫しないようにしましょう。

3. 葛の花を保存ビンに入れて、ホワイトリカー35度1.8ℓ、氷砂糖100gを入れます。

4. 1週間過ぎたら、中の葛の花を取り出します。

5. その後4ヶ月くらい冷暗所で熟成させます。

飲みすぎには注意してくださいね!葛の花酒は疲労回復、安眠、精神安定効果があるといわれています。葛の花の香りを楽しみながらいただきましょう。

まとめ

葛はその花から根まで栄養がいっぱい詰まった、健康にとても良い食品です。特に葛の花には、ダイエット効果のあるイソフラボンとサポニンが含まれています。

葛の花は天ぷら、甘酢漬けなどで食することができます。その鮮やかな色を生かして、混ぜご飯やちらしずしの飾りにすることもできます。

手軽に手に入る葛の花、せっかくですから調理して食卓に1品添えてみてはいかがでしょうか?

葛の花の美しい色は、季節を感じさせる華やかな彩りを添えてくれること間違いなしです。