近年、ダイエットや美容に効果があることで注目を浴びているのが葛の花です。葛の花の持つ美容成分の一つとして有名なのが、イソフラボン。これは女性ホルモンのエストロゲンと似たはたらきをすることから、植物性エストロゲンともいわれている成分です。イソフラボンのもたらす美容効果として挙げられるのが、まず、ダイエット効果です。イソフラボンには内臓脂肪を減らす作用があり、摂取することで皮下脂肪を減少させ、体重を減らす効果が期待出来るといわれています。また、イソフラボンには女性に嬉しい美肌効果もあるとされています。イソフラボンは肌荒れを予防したり、ふっくらとしたバストをつくったりと、女性らしいスタイルに導いてくれます。髪の毛のツヤを良くする効果もあるため、ダイエット中の肌や髪の毛のトラブルにも効果的にはたらくといわれている成分です。

では、イソフラボン以外で葛の花に含まれている美容成分はどのようなものなのでしょう。まず、葛の花にはサポニンという成分が含まれています。サポニンの持つ効能の一つとして、代謝を良くするということが挙げられます。サポニンには、血液をさらさらにし血栓を防ぐ効果があり、そのため血行が促進されます。血液の流れが良くなることで、内臓の動きが活性化されたり冷え性が改善されたり、浮腫みが取れるといった、体の代謝を良くする効果が期待出来ます。代謝が良くなれば、全身に栄養が行き渡り易くなり、肌や髪の毛に栄養が行き届くため、肌のハリを良くしたりシワを予防したり、髪の毛にツヤやコシを持たせてくれます。また、内臓の動きが良くなることで、便秘が改善されたり尿の排出が促されたりし、体から余分な水分や脂肪分、毒素等を排出してくれるデトックス効果も期待出来ます。

そして、基礎代謝がアップすれば運動によって消費されるカロリーが増えるため、痩せ易い体に近づくことが出来ます。また、サポニンには脂肪の蓄積を防ぐ効果もあります。通常は糖が腸から吸収され、脂肪と結びつくことで体に脂肪が蓄えられるのですが、サポニンには糖と脂肪が結びつくのを抑制する効果があり、ダイエットに有効的です。そして、サポニンには免疫力を高める効果もあるといわれています。サポニンは、NK細胞という免疫力アップ効果を持つ細胞の動きを活性化させてくれるのです。免疫力がアップされれば、ウィルスや風邪の菌から体を守るのはもちろん、肌の免疫力も高まるため、吹き出物やニキビの予防にも効果的です。これらの美容効果の他にも、血中の悪玉コレステロール値を下げ動脈硬化や脳梗塞を防ぐといった、健康にも良い作用もサポニンは持っています。

葛の花には、肝臓や腎臓のはたらきを活性化させる効果があるとも考えられています。葛の花は古くから漢方薬として使われていたといわれており、乾燥した状態で使用されていました。アルコールが体内に入ると、分解される段階でアセトアルデヒドが発生します。アセトアルデヒドは人体にとって毒性のあるもので、アルコールを分解する毎に肝臓や腎臓に負担がかかります。肝臓や腎臓に負担がかかり、動きが悪くなると、体に栄養が行き渡ることの妨げになったり、老廃物の排出がうまく出来なくなり、体に余分な水分や毒素が溜まり易くなります。すると、浮腫みや脂肪蓄積の原因となったり、肌荒れや便秘を引き起こしたりと、美容に悪影響を及ぼします。葛の花には、肝臓や腎臓の動きを活性化させ、アルコールの分解をスムーズにし、体から毒素を排出させるのを助けるはたらきがあり、毒素が溜まることによって起こるこれらのトラブルを防いでくれます。同時に二日酔いにも効果があり、お酒を飲んだ翌日の体調不良も予防してくれるのです。

葛の花にはバストアップの効果も期待出来ます。葛の花にはプエラリンという成分が含まれているのですが、これにはビタミンEの100倍にもなる抗酸化作用があるといわれています。本来、人間の体は放っておくと酸化が進み、皮膚がたるんだりシミ、シワが出来たり肌に色素沈着が起こったりして、老化していくものです。しかし、このプエラリンの持つ抗酸化作用は、体の酸化を防ぎ、肌や筋肉を若い状態に保ってくれるのです。また、プエラリンにはバストアップ効果があるとも考えられています。プエラリンは、バストが垂れてきたりハリが失われたりするのを防ぎ、若々しいバストを保ってくれるのです。そして、プエラリンには加齢によるホルモンバランスの崩れを抑制する効果があります。そのため、更年期障害によるイライラや倦怠感等の精神的トラブルを防いだり、加齢による体型の崩れを予防してくれたりといった効果があるといわれています。

このように、葛の花にはイソフラボン以外にも様々な美容に効果のある成分が含まれています。ダイエットや美肌だけではなく、健康な体を目指すのにも、葛の花は大いに役立つといえそうです。体の内側から美しく健康になりたいという方は、葛の花を試してみてはいかがでしょうか。